痛みの症状、坐骨神経痛とは!?

世の中には色々な痛みがあります。直接ここの膝が痛い肘が痛いというものもあれば、そういった症状ではなくて、頭痛、腰痛、生理痛などなんとなくここら辺が痛いという疾患があります。

今回はそういった痛みに分類される座骨神経痛について記事を書いてまいりたいとおもいます。この神経は腰から脚にかけて走っている身体の中で一番太い神経で様々な疾患や日々の悪姿勢などが原因でふともも、ふくらはぎなどの痛みを引き起こします。

脚の痛みは上半身に比べ、立っても座っても感じるので日常生活において非常に不快なものです。もし、すでに脚に痛みを感じていて、当記事の症状に当てはまる方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。それでは記事を始めてまいります。

座骨神経痛とは?その症状は?

冒頭でも触れていますが、この座骨神経は様々な疾患の影響で現れる痛みです。具体的な疾患名を出せば「腰痛椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰痛分離すべり症」「梨状筋症候群」などが原因です。

ちなみに他の疾患に比べて知名度がないと思いますので補足させていただきますと、梨状筋というのは骨盤と大腿骨を繋ぐ太い筋肉で、梨状筋症候群とはこの筋肉によって座骨神経が圧迫されることで座骨神経痛と同様の症状が現れる疾患です。

いずれも腰回りの疾患によって座骨神経痛が現れるということです。具体的な症状は、お尻、ふともも、ふくらはぎに痛みや痺れを感じます。またこの痛みですが、座骨神経痛の場合、同じことをずっと続けていると強まる傾向がります。

例えばずっと同じような体勢で椅子・ソファーに座っていたり、歩き続けたり、同じ姿勢で立っている場合にも痛みやしびれが増幅します。これは腕を締め付けることで血管が圧迫されてしびれや痛みが発生するメカニズムと同じです。

座骨神経痛を改善するには?

これにはまず、原因の究明が一番の近道です。前述の通り、この痛みを引き起こす疾患は一つではありません。ですから、これからご紹介する改善策もご自身の病状にあっていなければ治りませんし、悪化させてしまう結果にもつながりますのでご注意ください。

とりあえずここでは、具体的な疾患以外で起こる座骨神経痛の改善方法などをご紹介してまいります。座骨神経痛を始め、腰痛やその他の疾患を引き起こすことにも関係しているのですが、スマホやパソコン、あるいは交通機関の発達によって私たちの生活は非常に便利になりました。

家から出なくても食事が届いたり、洗濯や掃除などの家事もとても簡単になりました。そして身体一つでお金を稼いでいた過去に比べてデスクワークに従事したり、通話だけで会議が可能になったりと、意識しなくては身体を動かす機会は出来ません

そしてその結果、著しい筋肉のこわばりがみられるようになりました。筋肉を使うというと、スポーツをしたり、重い荷物を持ったりといったことを意識すると思いますが、どんな体制であっても筋肉というのは使われているものです。

歩いたり、座ったりすることはもちろん、寝ていても使われており、それを証明するのが「寝違え」です。寝違えは筋肉のこわばりが引き起こす炎症の一つです。

そして筋肉がなぜこわばるか?ということですが、これは意外な事に「使いすぎ」が原因です。座っているだけで使いすぎ?という疑問もあると思いますが、筋肉というのは使われ過ぎると硬くなる性質を持っているのです。

ですから、スマホやパソコンを長時間見ていると肩こり・腰痛が発生したり、決まった姿勢でずっといれば座骨神経痛の症状が引き起こされるわけです。つまり疾患以外で座骨神経痛を改善するには筋肉のこわばりを解いてあげることが大切です。

筋肉のこわばりを解くには?


やはり一つはマッサージや整体によってこのこわばりを解くことが効果的です。私たちは同じ人類であり、同じ数の目、口の数ですが、筋肉、スジ、骨などは全員同じということはあり得ません

また身体というのは全て一つながりで出来ていますので、腰の痛み、肩の痛み、肘の痛み、ふくらはぎの痛みなどの原因がそこにあるとは限りません。ですから身体のプロがキチンと判断してからご自身に合ったマッサージを行うことで効果的に筋肉をほぐしてあげることが出来るのです。

やはり抜本的な解決を望むのであれば専門家への相談は欠かせないと思います。

まとめ

今回は様々な疾患や筋肉のこわばりによってお尻やふくらはぎを中心とした下半身にしびれ、痛みが発生する座骨神経痛について記事を書いてまいりました。

文中でも触れていますが、現代では全身の筋肉がこわばっている方が非常に多くいらっしゃいますが、今回は整体で筋肉のコリを改善すると書きましたが、他にも日々ストレッチをしたり、ジョギングやラジオ体操を日常に取り入れるなど、少しずつ運動することも大切です。

ご自身の生活スタイルの中で、出来る範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか。それでは記事を終わります。